地域一体型６次産業の仕組構築

東北地方には、特有の食文化、技術や知恵、伝承の味が数多く存在します。しかしながら、生産者の高齢化、人口減少、後継者不足に加え、昨今の地球温暖化の環境変化による原材料への影響、新型コロナ、物価高やコスト高がさらに追い打ちとなり、生き残りをかけた厳しい状況にあります。
この状況下で、収益力向上、多能化や生産性向上、管理体制など、求められる対応策は、経営者や管理職に大きな負担となって、本来の食への情熱や想いがかすれてしまうことは本意ではなく、先人から受け継ぐ日本食の素晴らしさを後世に伝えられるのは、つなぐ思いと事業継続あってこそです。
そのためのコンセプトが「地域一体型6次産業」であり、各企業が強みを特化して地域内連携することで、人材不足、生産性向上、利益確保などの課題を解決する仕組み構築を目指してまいります。
食産業のみらいを、産地の皆様と共に切り拓くために…。